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【空き家に地震保険は掛けられない!】空き家所有者様必見の地震対策

こんにちは。

すずめ不動産の鈴木です。

 

 

 

先日、発生しました青森県八戸市などで被害があった震度6強の地震。

 

 

 

被害に遭われた方もいらっしゃると思います。

 

 

 

 

 

今回は空き家の地震保険について解説していきます。

 

 

 

 

過去のブログでもお伝えしておりますが、

火災保険は(一般住宅用ではない商品で)空き家にでも保険を掛けることができます。

※空き家となった際に必ず保険の見直しが必要です。

 

 

 

しかし、空き家に対して地震保険はそもそも加入することができません。

 

 

 

 

 

なら、どうするか。

 

 

 

 

そんな話をしていきます。

 

 

 

 

 

 

 

空き家を持つ所有者様にとって、地震保険は非常に重要なテーマです。

 

 

特に日本では地震が頻繁に発生し、その影響を受けるリスクを考慮する必要があります。

 

 

しかしながら、空き家に対して地震保険を掛けることができない理由がいくつか存在しています。

 

 

本記事では、その理由と併せて、空き家所有者様が講じるべき地震対策について詳しく解説していきます。

 

 

最終的には、しっかりとした地震対策を講じることで、物件の価値を保つ方法について考えます。

 

 

 

・空き家の現状と課題

 

 

 

 

近年、日本全国で空き家の数が急増しています。

 

 

経済の変化や人口の減少によって、多くの家が使用されずに放置されています。

 

 

これにより、地域社会や経済にも深刻な影響が及ぶことが懸念されています。

 

 

 

 

1.1 空き家の増加

 

 

 

 

2020年の住宅・土地統計調査によると、日本の空き家率は過去最高の13.6%に達しています。

 

 

特に地方では、若者が都市部へ移住することで、空き家が増加の一途を辿っているのが現状です。

 

 

この空き家の問題は、そのまま放置するとさらなる悪影響を及ぼします。

 

 

周辺の不動産価格の低下や地域の治安悪化、さらには税収の減少など、さまざまなリスクがあります。

 

 

 

 

1.2 オーナーの責任

 

 

 

 

空き家のオーナーは、物件の維持管理や法律上の責任を果たさなければなりません。

 

 

適切な維持管理が行われない場合、空き家はさらに劣化してしまい、資産価値を下げる結果になります。

 

 

具体的には、外壁や屋根の劣化、草木の繁茂、不法侵入者のリスクなどが挙げられます。

 

 

オーナーはこれらの問題に対して積極的に対策を講じる必要があります。

 

 

 

 

・地震保険が掛けられない理由

 

 

 

 

地震が多発する日本において、地震保険は重要なリスクヘッジのツールですが、空き家に対しては保険が掛けられない場合が多いです。

 

 

 

 

2.1 空き家特有のリスク

 

 

 

 

空き家は、適切に管理されていないことが多く、さまざまなリスクが高まります。

 

 

例えば、老朽化が進んでいると、地震が発生した際に耐震性が低下し、大きな被害をもたらす可能性があります。

 

 

保険会社は、これらの潜在的なリスクを考慮し、保険契約を結ぶことを避ける傾向があります。

 

 

空き家が見過ごされることで、周囲の環境も悪化し、さらなるリスクが生じるのです。

 

 

 

 

2.2 保険会社の見解

 

 

 

 

保険会社は、リスクを精査するために、物件の状態を重視します。

 

 

特に空き家の場合、維持管理の不備が顕著であるため、保険を掛けることが非常に難しいとされています。

 

 

また、地震保険の適用範囲は物件の用途や状態に大きく依存するため、空き家のような非居住の物件では保険契約が難しくなります。

 

 

これにより、空き家オーナーは地震による被害を補償される機会を失ってしまうのです。

 

 

 

・地震対策の重要性

 

 

 

 

空き家に住むことがない場合でも、地震対策を行うことは非常に重要です。

 

 

地震対策を講じることで、物件の評価は高まり、将来的に売却や賃貸を行う際にプラスに働く可能性があります。

 

 

 

 

3.1 物件の価値を保つための対策

 

 

 

 

地震対策は物件の価値を保つための基本的な戦略の一つです。

 

 

例えば、耐震改修を行うことで、地震による被害を軽減することが可能です。

 

 

また、周辺地域の地震情報を把握し、そのリスクに対する対策を準備することも重要です。

 

 

特に、耐震基準に適合した建物にすることで、今後の物件価値の維持に繋がります。

 

 

 

 

3.2 具体的な対策方法

 

 

 

・耐震改修の実施: まずは建物の耐震性を確認し、必要であれば耐震改修を行うことが重要です。耐震壁の追加や基礎の補強など、専門の技術者に相談して実施しましょう。

 

 

 

・住環境の整備: 空き家であっても、周囲の環境が整っていることが重要です。定期的に空き家を見回り、草木の剪定や外壁の清掃を行うことで、物件の周囲が整然と保たれることが期待されます。

 

 

 

・防犯対策の強化: 空き家は不法侵入者のターゲットになりやすいため、防犯対策も欠かせません。センサーライトの設置や、定期的な巡回などで、空き家を安全に保つことが求められます。

 

 

 

・地域の災害情報を収集: 地震や自然災害に関する情報を常に収集し、適切な対策を講じることが重要です。地域の自治体などからの情報を有効に活用しましょう。

 

 

 

 

結論

 

 

 

 

空き家を持つオーナーにとって、地震保険が掛けられない理由を理解し、適切な地震対策を講じることは非常に重要です。

 

 

物件の維持管理を行い、地震リスクを可能な限り減少させることで、物件の価値を保ち、将来的なトラブルを回避することが可能です。

 

 

空き家が持つ資産価値を最大限に引き出すためには、今からしっかりとした対策を講じていくことが求められます。

 

 

 

地震対策を怠らず、空き家を有効活用していきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

いかがでしたでしょうか。

 

 

 

 

 

地震により、お持ちの空き家が倒壊した場合、通常の解体処分費用よりも費用が高くなるケースが多く、

また地震保険に加入できないために、いざという時の補償が一切ありません。

 

 

 

 

 

地震に対する対策が難しい方も多くいらっしゃると思います。

 

 

その場合は売却という選択肢も一つです。

 

 

 

[思いがけず]損をする前に。

 

まずはご相談だけでも勿論構いません。

 

 

お気軽にご相談ください。

 

 

 

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